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2011.02.28 凄い畳
最近は、淡々と仕事をしておりまして、気がつけばブログの更新をしていませんで
した。日の経つのは早いですね。

今日、柔道畳の修繕工事を行ったのですが、一番端に幅の細い畳がありました。

11_02_28_01

持ち帰って裏側を見てみると、内側は縫着してあるのですが、端の側はテープが
貼ってあります。テープを剥がすと、何と畳表がそのまま付いていて、縫ってあり
ません。
11_02_28_02

幅の狭い畳なので、手間がかかるので、簡易的に処理をしたのかなあと思ってい
たのですが、付いていた畳表を外して見ると何か様子が変です。
畳床が廂(ひさし)になっています。底面がえぐれているのです。数枚並んでいる
すべての畳の外側が同様に切断されています。
11_02_28_03

決して外側の接する部分の木の面が出っ張っているわけではありません。
11_02_28_04

畳の内側部分はちゃんと切断されて縫着されている事から、片方だけ縫った畳を
現場に持ち込み、そこで隙間に合わせて畳床を切断したと推測されます。
お寺の本堂や大広間など、何帖も畳を並べる場合、畳の誤差が大きくなるので、
最後の一列だけ残して再び採寸して畳を作る事はあります。しかし現場で、しかも
藁床を包丁で切断するのは大胆です。
この断面から見ると、なぜか畳床を裏側から包丁で切断しています。
11_02_28_05

うちの下の小六の子でもこのくらいは行けそうです。しばし唖然としてしまいました。
畳はちゃんと作ろうぜ! ということで。

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