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私が20代の時、とあるセミナーに関わった事がありました。
そのセミナーには約10年ほど関わる事になったのですが、そこのトレーナーをされていた
薩摩和男さんとの出会いが、その後の自分に大きな影響をもたらしました。

1951年生まれ。私立灘高校から東京大学文科I類入学。東京大学法学部私法科を卒業され、
吉兆主人湯木貞一氏のはからいにより、臨済宗妙心寺派禅院『大珠院』に入門。
75年1月に盛永老師の許可を得て吉兆に入門し、料理修業をされた後、78年4月(株)美々卯
に入社。92年2月に代表取締役に就任されています。
美々卯と言えば日本で初めて「うどんすき」を発案された名店。今では全国に22店舗を展開
されています。

私は昔、色々な悩みや質問を、薩摩さんに聞いた事があります。何故なら、薩摩さんからは
瞬時に目の覚めるような言葉が返ってくるからで、本当に天才的な方でした。今でも、薩摩
さん以上の頭脳を持った方には、出会った事がありません。

元々、宇宙に興味があった私は、
「薩摩さんは宇宙にはてがあると思いますか、ないと思いますか?」
と聞いた事がありました。
「あなたはどう思いますか?」と聞かれたので、私は
「はてはあると思います。」と答えました。すると薩摩さんは
「宇宙の大きさと言うのは、意識の大きさです。はてがあると思うなら、あなたの意識の大き
さに限りがあるという事。」

答えになっていないような答えに、即座に納得してしまったのを覚えています。
世の中の事象を、すべて枠のあるものとして捉えていた自分に気づきました。とても大きな
気づきでした。
数少ない言葉で相手に気づきを与える薩摩さんに、とても感銘を受けたのです。

薩摩さんが他の方と話している会話も、どれだけ聞き入ったことでしょう。
薩摩さんの凄い所は、セミナーという机上の論理ではなく、実生活でもちゃんと成果をあげ
られている点でした。
何年かの間に、薩摩さんから多くの事を学ばせて頂きました。

ある時、こんな事も言われました。
「今のあなたは、自分が今までやって来た結果です。」
「日常は選択の連続です。一日に何百回も、どちらを取るかという選択が連続している。
それを何万回、何十万回と辿った先が今のあなたです。」
11_05_22_01
私たちは、ネズミ講の図ではありませんが、二つに枝分かれする道をどちらに行くかと
いう選択を、毎日数限りなく繰り返しているのです。
その瞬間では、右に行くか左に行くかというのは大した選択ではないかもしれませんが、
その後回数を経れば、まったく異なる方向に進んでいることになります。

今年から息子が、自分の母校である高校に通う事になりました。
私は卒業期の理事に任命されていましたが、もう30年余りも疎遠になっていました。
しかしそんな縁もあり、今年から理事会に出席しようと決めました。
いつもと違う選択を取ったわけです。
そして今日、母校で理事会があったのですが、ひょんな事から校長先生と会話がはず
みました。
すかさず畳文化の継承について、色々とお話をさせて頂く事ができました。
もし今日出席していなければ、こんな会話はできませんでしたし、この先、色々な方向
へ展開して行くかもしれません。

皆さんも、あえて違った事をやってみてください、必ず結果は異なってきます。
例えばいつもと違う道を通って家に帰るとか、それも一つの「選択」です。

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