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2011.06.28 遊び心
今年高校に入った息子にノートパソコンを買ったのですが、ゲームばかり。
「プレイ」する事ばかりで、パソコンを作ってみようとは思わないようです。
ちなみに私はもう6台作りましたが。

若い頃、アマチュア無線に狂っていました。今から思うと、少し救われたのは、
「物を作る」事が趣味だったからです。
私の従兄弟の影響でした。今では大会社の社長であられる加藤さん、彼もまた
相当なレベルのアマチュア無線家でした。加藤さんは、自分でパーツを集めて
メーカー製とそん色ない通信機器を作られていました。私の師匠です。

いつの間にか、私も放送局以上の巨大な通信機器を「自作」するようになって
いました。そしてそれが興じてビジネスも起こしましたので、今から思うと役に立
ったような気もします。


さて、畳店を継承するようになってから、いつしかそんな自作心が動き始めていま
した。しかし必要とされるものは、すでに製品化されています。

そんな時、レーザー寸取器が20万円以上するのを見て、「一丁作ってみるか」と
思いました。
レーザーが付いている部品を購入し、バラして組み込みました。通信機器を作る
事からみれば、こんな作業は朝飯前です。

11_06_28_01

4つのレーザーは、誤差の出ないように分厚いアルミのアングルに固定。四方の
同じ位置にくるよう精密に測定して取りつけました。これが一番苦労しました。
メーカー製のように、微調整で平行移動するように、ボールドライブの部品を使用。
メーカー製以上の10cmほど動くようにできました。電池交換も裏側から可能です。

11_06_28_02

すべてケースはアルミダイカスト、水準器も付いています。
足が少し高すぎたので、ネジを短いものに交換します。部品代金は4万円程度です。
すべて手作業なので、5ミリ厚のアルミ板に電池ケースと同じ四角穴をあけるのに、
ヤスリで削って3-4日かかりました。
1ヶ月位は暇つぶしになって、夜な夜なこれに遊んでもらえました。

使えそうな部品を、ホームセンターやネット、色々な所で探す事も自作の楽しみです。
うまく使えた時は、何とも言えません。

11_06_28_03

どうやって4本のレーザーの直角を調整するかが一番の難関なのですが、
先日、機械メーカーの展示会でレーザー機器を専門に製造している会社
の社長に聞いてみました。
なるほどと納得する調整方法を教えてもらいましたので、近々行う予定です。
現場にこんなレトロ風な自作機器を持ち込むのも、結構楽しいかも知れません。

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