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20年近く経ったわら畳の表替えを承りました。
6帖それぞれにかなりの縮みがあり、何箇所も隙間を詰めなければ
なりません。
特に長年使用した畳は、現状で確認した隙間を直しても、実際に
敷き込んでみると、まだ全然出し方が足りないという結果になります。
縁などが広がったりして、隙間が実際よりも小さくしか見えないからです。

通常、隙間が数箇所であれば、その所だけ丈なり幅を出します。
しかし全部となると、畳の原型(丈・幅のくせ)を考えて行わないと、
本来の寸法ではない形になってしまう懸念があります。

そこで部屋の総寸法を測り、どうやって寸法が割り付けられている
のかを復元してみます。
施工の際には、上前のカネ(角度)をすべて直角に是正してから行います。

12_08_23_1

寸法から割り出した隙間は、部屋全体の寸法で三分(0.9cm)と五分(1.5cm)
でした。こんなに寸法を大きくして大丈夫なのかと思いますが、
敷き込んでみると、新畳を入れるかのようなドンピタで入りました。
寸法は正直です。

12_08_23_3

使用畳表:ひのさやか(早川猛)
縁:純綿縁(栗茶)

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