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7年ほど前に畳を新調させて頂いたお客様が自宅を新築されたのですが、
前回使用したワラ床は縫い目のピッチが五分送りの35kgオーバーの畳床。

幸いにも部屋寸法が少し小さくなる事もあり、畳床を再利用し畳表も裏返し
するご提案をさせて頂きました。

畳表はひのみどりです。
私はずっと実入りの良い藺草を選んで使ってきましたが、細いひのみどりだけに、
実際はどうなのかその状態(強度)が心配になります。

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さすが千丁の藺田で育った実入りの良いひのみどりだけの事はあります。
固くパンパンになった畳表を、コーナーを付けてしっかりと張ります。
裏返しの場合、幅を少しでも落とす事ができると仕上がりが違います。
なぜなら畳表の裁断面の勾配が反対になるため、そのまま裏返すと
地厚い畳表であればあるほど縁の曲げ際の角が立たないからです。

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部屋の内装色とも同化して、何とも味わいの良い感じになりました。
裏返しの方が良かったと思います。

新築でも、以前の家に使われていた素材を何か残しますが、
良い素材の畳だからこそ残すことができました。

裏側が使えるというのは、何か得したような気持ちになりますね。

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裏返し畳表:ひのみどり2番草※7年経過(八代市千丁町産)
畳縁:純綿双糸 栗茶

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