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2013.10.22 縁付き畳_89
ホームページをご覧になられた当店からほど近いお客様から、畳表替えの
ご依頼を頂きました。

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比較的しっかりしているワラサンド床でしたが、畳同士の出会うラインが
隙間だらけになっていました。隙間があるようですが、しかし腹の部分は
密着しています。上ばえのワラが縮みその下に入れてある薄いベニヤ板が
1~2ミリ出ている状態です。
上角にワラを足して丈を元通りにし、その上からコーナーを縫いつけました。

13_10_22_03.jpg

また畳を引き上げると、ムラゴザが山のように敷いてありました。
そこで床の厚みを統一するよう注意して修繕。
敷き込み時には30cmの厚紙をたった1枚使っただけで済みました。
職人の判断・基準一つで、仕上がりは勿論、修繕の方法まで変わってきます。

昔、先代から言われたことがあります。
「畳(材料・製作・修繕)の急所に値する部分が分かる職人」になれと。
どうでもよい事に時間をかけるのではなく、優先される重要な事を判別し
そつ無く対処できるという事だと理解しています。
先代に少しでも近づけるよう、これからも精進したいと思います。

13_10_22_01.jpg
使用畳表:ひのみどり2番草 八代市千丁町産
使用縁:純綿双糸 栗茶

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