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炉を設置したお客様の既存の畳を張り替え、
炉の部分を鍵畳にしました。

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お茶室の畳を作る上であえて重要な部分は?と聞かれたら
先ずは炉縁に沿う長さ1尺4寸の縁だと私は答えます。

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炭点前や道具の拝見で、間近に客人の目に触れます。
と言うよりも、自分の作品が客人に「晒される」という感じです。
この部分に作った職人の技術が集約されているはずであり、
ここを見れば職人の技量が一目瞭然とも言えます。

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炉縁をはめた時に、縁の止め角が延長線上に揃わなくてはダメだと
茶人であった父に本当に口うるさく言われました。
自らお茶の世界を体験するようになってから
この縁の角部分はとがっているので、足袋などに
引っかかりやすいとも考えるようになりました。
つまり畳にピタリ吸い付くように、また長きに亘り
型崩れがしないようにも仕上げなければならないのです。
茶室の中で4時間もの間、一体何が行われているのか?
茶室の畳の上では、決まった人の動きがあります。
作り手として、それを知っている事はとても重要。
つくづくお茶に関わって良かったと思います。

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黄瀬戸のお茶碗で一服頂きました。
一目で裏千家流の薄茶と分かりますね。
ありがとうございました。

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